猫ちゃんの便秘について
こんにちは!看護師の大川です!
最近はもうすっかり肌寒くなってきて
今年の夏はなんだか短かったように思いますね!
そんな今日は猫ちゃんの便秘についてお話していきたいと思います
愛猫の便秘は放置しないで!実は危険な猫の便秘とは?
自分が飼っている猫ちゃんが、
「排便しない」
「トイレ時間が長い」
「苦しそう」
など、このような症状が見られる場合は、便秘の可能性があります。
もし、便秘になっても落ち着いた対応できるようにしておきましょう?
猫ちゃんは便秘になりやすいの?
まずは、猫ちゃんが食事などで食べた物がどのように排便されるか把握しておきましょう。
食べ物は食道を通り胃に到達し、そこで消化されると十二指腸でさらに消化・分解されます。
小腸では栄養吸収、大腸では残りカスの処理が行われ排便されます。
この一連の動きが正常に働いていれば良いのですが、
大腸で水分が吸収されてしまうことで便秘になってしまうこともあるのです。
猫ちゃんが便秘になる原因とは?
まず、猫ちゃんの便秘で一番に考えられるのが、水分不足です。
猫ちゃんは本来多量に水を飲まない動物で、便が硬くなりやすい体質です。
また、毛づくろいで毛玉を飲み込む為に、それが便秘に拍車をかけていることも事実で、一般的に長毛種の猫ちゃんの方が便秘になりやすい特徴があります。
そして、便秘で無視できないのがストレスです。
例えば、家の引っ越しや部屋の模様替えなども、実は、猫ちゃんにとってストレスになる要素になります。
また、加齢による便秘も考えられ運動量低下で体内が水分不足になり、便秘になりやすくなります。
猫ちゃんの便秘が病気を招くってホント?
便秘が慢性化してしまうと、食欲減退、体重も減少、嘔吐など、様々な体の変化が見られるようになります。
このような健康状態の場合、必ず獣医師へ相談することをお勧めします。
もし、そのまま放置してしまった場合には、猫ちゃんの健康に危険を及ぼすことになります。代表的な病気に巨大結腸症が挙げられ、この病気になるリスクがあるのです。
便秘を繰り返しているうちに、どんどん体内に便が溜まることで、結腸が巨大化していく病気です。
時間の経過と共に溜まった便と言うのは、水分が奪われ硬くなっていき、腸の蠕動運動が低下し、苦しい便秘を繰り返す原因になります。
猫ちゃんを便秘にさせない生活を大事にする!
猫ちゃんの便秘は、放置しないことが大事です。原因に思い当たる節があれば、それを解決してあげることが飼い主の役割です。
また、日々、猫の便チェックを行うことも便秘予防に繋がります。便秘予防に、猫ちゃんのサプリメントなどの活用でき、現在は腸に良い乳酸菌サプリも数多く販売されています。
なので、飼い主さんも一度サプリメントなど、チェックしてみるのも予防対策としてお勧めです。
猫ちゃんを便秘にさせない生活環境は、しっかり飼い主さんが考えてあげることでもあります。猫ちゃんとより良い日々を送っていく為にも、是非しっかりサポートしていきましょう?
今日の一枚
今日も構って~と甘えてくるこゆきちゃん。
もちろんその誘惑に負けてしまうスタッフでした