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ophthalmology

このような症状はありませんか?

    • 目を気にする
    • 目やにがでる
    • 目が白くなってきた
    • まぶたにできものがある
    • 目が痛そう
    • 涙が多い

    このような症状が
    みられたら、眼科の病気の
    可能性があります!

考えられる病気・疾患について

  • 犬の主な眼科の病気・疾患

    • 角膜炎

      目の表面の角膜という透明な部分が何らかの原因で損傷される目の病気です。外傷性など外部の刺激によるものや、乾性角膜炎など涙の量が減ることによて生じるものがあります。損傷がひどいと穴が空いてしまい、目の内部の損傷を引き起こし失明に至ることがあります。角膜は痛覚に敏感なため、目の痛みが強く、しゅう明と言われる目をしょぼしょぼした症状がでます。また、痛みのため動物が自分で引っ掻くことで症状を悪化させるため、エリザベスカラーなどで目を保護しながら、抗生物質、ヒアルロン酸、アセチルシステインなどの点眼薬で治療します。場合によってはフラップ形成などの外科手術が必要となることがあります。

    • このような症状が出た場合、ご連絡ください

      • 目の痛みが強い
      • 目ヤニが出る
      • 目をしょぼしょぼしている
      • 目の透明な部分に傷がある
    • 緑内障

      緑内障は、目の圧力が上がることで網膜にある視神経を障害し失明に至る目の病気です。前部ぶどう膜炎に継発したり、元々の体質や他の目の病気によって引き起こされることがあります。目の痛みが強く、白目の充血や眼科簡易検査で瞳孔が開いた状態(散瞳)を引き起こしている場合緑内障の疑いがあります。眼圧測定検査を行うことで診断がつきます。緊急的な処置としてはマンニトールの点滴や眼圧下降薬の点眼によりコントロールします。時に外科手術が必要となることがあります。

    • このような症状が出た場合、ご連絡ください

      • 目の痛みが強い
      • 白目が充血している
      • 目をしょぼしょぼしている
      • 散瞳している
      • 目が痛くて食事が取れない
    • 流涙症

      涙によって目頭の皮膚や毛が茶色に変色してしまう目の病気です。目には鼻に涙を逃す鼻涙管という管がありますが、結膜炎や先天的な理由で鼻涙管が詰まってしまい涙を派出できなくなると目頭で涙が目から溢れてしまい目頭に涙やけを形成してしまいます。目薬で結膜炎などをコントロールしたり、食餌内容を見直すことで改善するケースもあります。また、涙管洗浄を行い涙管を再開通させると症状が改善するケースもあります。

    • このような症状が出た場合、ご連絡ください

      • 涙やけがある
      • 涙の量が多い
      • 結膜炎がある
  • 猫の主な内科の病気・疾患

    • ウイルス性結膜炎

      犬や猫は目の外側のピンクの粘膜である結膜に炎症が起こり腫れたり、涙の量が増えたり、痛みが生じたりする事があります。猫の場合、ケンカなどの外傷性のことも多いですが、ウイルス性鼻気管炎の病原体であるヘルペスウイルスやクラミジアなど感染症が関連したものもあります。初期は目薬や、保護する処置(エリザベスカラーなど)で対応し、改善してきたらワクチンの接種などで再発を予防します。放置すると癒着や角膜炎への発展などで後遺症が残ることもありますので注意が必要です。

    • このような症状が出た場合、ご連絡ください

      • 目の周囲の結膜が腫れて赤い
      • 目の痛みがある
      • 目をぶつけた、喧嘩した、外に行ったなどの何かのきっかけがあった
      • 涙が多い
    • 外傷性角膜炎

      猫ちゃんは、外からの力や自分で引っ掻くことで、目の表面の透明な部分である角膜に炎症が起こり、目が開かなくなったり、ひどい目ヤニがでたりします。角膜は神経が細やかにきているため、損傷すると強い痛みのために目がしょぼしょぼします。病気が進行すると、角膜に穴があいて失明してしまうこともありますので早い段階での治療が必要です。フルオレセイン染色と呼ばれる方法で角膜の傷を確認したら、初期は目薬で治療します。エリザベスカラーなどで目を引っかかせないようにする処置も重要になってきます。重症例ではフラップ手術などの外科手術が必要になることもあります。当院は角膜炎の軽症例、重症例にも対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

    • このような症状が出た場合、ご連絡ください

      • 目が開かない 目ヤニがひどい
      • 目の透明な部分が白っぽくなっている
      • 目の透明な部分が膨れ上がっている
      • 目の痛みが非常に強い
    • 網膜剥離

      網膜とは、目の内側にある光を感じ取る膜のことで、腎不全の進行例や外傷、緑内障やぶどう膜炎、体質や年齢の影響で、網膜が眼球を縁取る部分から剥がれてしまう事があります、これを網膜剥離と言います。網膜剥離を起こした動物は視力を失います。他に2次的な痛みや全身疾患のために進行してしまう事がありますので、全身的な問題がないか精査する必要があることもあります。急に目が見えなくなった猫ちゃんは網膜などの異常が疑われますので、お気軽にご相談ください。

    • このような症状が出た場合、ご連絡ください

      • 急に目が見えなくなったようだ
      • 瞳孔が開いている
      • 腎不全などの持病がある

眼科治療3つの特徴

  • 特徴1

    各種の眼科検査が可能

    眼科用の各種機器を取りそろえることで、眼底検査、眼圧の測定、目の中のエコー検査、フルオレセイン検査など、一次診療で必要な検査をしっかりとおこなうことが可能になっております。

  • 特徴2

    眼科外科手術にも対応

    難治性角膜潰瘍に対する外科処置から瞼の腫瘍の切除、眼球腫瘍への眼球摘出術、チェリーアイ(瞬膜線脱出)整復など眼科疾患に対する外科手術もおこなっております。

  • 特徴3

    専門施設との連携

    眼は他の器官よりも精密な構造をしており、一定以上の診療や治療には高い専門性が必要とされます。当院では、白内障や緑内障の治療などで、専門医の診療を受けた方が良いと判断した場合は、連携している専門病院をご紹介をさせていただいております。もちろん、診断後に当院での継続治療が可能な場合は、専門医との連携のもと治療をさせていただきます。

眼科治療の流れ

  1. Step01受付・問診

    受付いただきましたら、スタッフから問診させていただきます。どのような症状がいつごろからあるのかお伺いさせていただきます。

  2. Step02身体検査

    一般身体検査の後、特殊な器具を用いない眼科簡易検査を行います。眼が見えているのか、痛みがあるのかなど見させていただきます。内分泌疾患や皮膚疾患などから眼に影響が出ていることもありますので、全体的に身体検査をさせていただきます。

  3. Step03検査

    眼科簡易検査で発見された症状や状態に応じて、拡大鏡での観察、フルオレセイン染色による目の表層の検査、眼圧測定検査、眼底検査、眼内エコー検査、涙量測定検査、血液検査などをご提案させていただきます。

  4. Step04検査結果の説明・治療方針のご相談

    検査結果に応じて目薬、内服薬などによる治療を提案させていただきます。ご相談の後、治療方針を決めさせていただきます。失明の恐れのある緊急性のある疾患の場合、入院治療や外科治療を提案させていただくこともあります。

  5. Step05お会計・次回の予約

    お会計、お薬のお渡しは受付からさせていただきます。次回の再診の目安は眼の状態に応じて数日後から1ヵ月を目安にお伝えさせていただきます。

料金表

  • 検査費用

    軽度 1,100円(税込)から (眼科簡易検査)
    重度 6,600円(税込)から (簡易+眼圧+角膜染色検査)
  • 治療費用(※動物種・体重により変動します)

    軽度 550円(税込)から(点眼薬)
    重度 22,000円(税込)から (眼科手術)