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犬の下痢について

愛犬の下痢の症状で病院へ行くべきか?原因・危険度とは?

 

もう8月も終わりますがまだまだ蒸し暑い日が続いてますね

今回は犬の下痢の原因・危険度についてお話ししたいと思います。

犬の下痢は、体調不良の1つのサインです。

犬が下痢をした際には、自宅でしばらく体調の様子を見て良いのか、直ぐに病院へ行くべきなのか、悩まれる飼い主の方は多いです。

 

犬が下痢を起こす原因とは?

犬の健康状態というのは、一緒に暮らしていても把握しにくいものです。

しかし、健康不調の中でも気付きやすい症状としてお腹を壊すことが挙げられます。

 

例えば、犬の散歩中に下痢をしたり、数日緩い便が続いたり、その症状は犬の体の異常を知らせるサインと言えます。

軽い下痢症状の場合、食事が合っていなかったり、季節の変化に体をくずしたりするケースが多いと言えます。

症状が重い場合になると、腸異常、ウィルス性の下痢、寄生虫による下痢なども考えられます。また、犬は住環境の変化によるストレスで下痢することもあります。

また、犬が下痢をした際にまず一番に「変な物を食べたかも知れない…。」と思う飼い主の方は多いのではないでしょうか。

散歩中の拾い食いや、古いドッグフード食べるなど、それらが原因で下痢症状になる場合があります。

また、たとえ賞味期限内のドッグフードであっても、開封後に時間が経過することで酸化が進む為、それが原因で下痢になることもあります。

ただ、犬も個々に体質は異なり、お腹が強い犬・弱い犬もいます。犬が何を食べて下痢を起こすのか、飼い主は普段からよく観察して見ておくことは大切です?

 

危険な下痢の症状とは?

犬が下痢をすれば飼い主は不安になりますが、症状によっては健康状態を少し見ながら様子を伺い、下痢が収まるケースもあります。

犬の下痢に気付いた際に、例えば、血便が出る、頻繁に下痢が続くなど、このような状態でない場合であれば、目安として2?3日程度は体調の様子を見て判断してもOKです。

食べ物が合わないことで起こった軽い下痢の場合にも、約2?3日で下痢が自然に治ることもあります。

 

しかし、下痢状態が何日も続くようであれば、重篤な病気の恐れもあり、約2?3日経っても症状が改善されない場合、獣医師に診察してもらいましょう。
また、普段通りに犬は元気で食欲もあるにも関わらず、排便時に下痢をするケースもあります。こうした場合には、約2?3日程度様子を見てから判断しても問題ありません。

しかし、明らかに犬の体が弱まっていたり、嘔吐も見られたりする際には、病院でしっかり診てもらいましょう。

腸内出血が起こっていると貧血になる場合もあり、また、痛みで体が震えるなど、明らかに普段の様子とは違う状態の時には、すぐに病院へいらしてくださいね。

 

動物も人も体調を崩しやすい時期だと思いますが頑張っていきましょう!